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各種機械の運動を支える「産業のコメ」であるベアリングは、先端分野を切り拓く技術商品として、早くから世界市場で流通してきました。
近年は、新興国を含めた独自の市場および技術的なニーズに対しても、細やかでスピーディーな対応を求められています。
変化の著しい昨今の多様なニーズに対応するベアリングの製品・技術情報など最新情報をお届けいたします。

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現代軸受の誕生 本邦初訳!!「軸受工学の父」シュトリベックの論文・講演集
 
トライボロジー(Tribology)の語源
 "Tribos"とはギリシャ語で「摩擦する」という意味で、"Tribology"は「摩擦学」を意味する造語です。

 1964年12月にイギリスの教育科学大臣が科学者H. Peter Jost氏に対し、産業競争力を高めるために、潤滑の科学技術に関する振興策について答申を求めたことから始まり、1966年3月に"Lubrication(Tribology)"という報告書が出されました。これが「Jost報告」と呼ばれているもので、同氏により初めて"Tribology"なる言葉が提唱されました。

トライボロジーの定義
 『相対運動をする2物体間の相互作用を及ぼしあう表面、ならびにこれに関連した諸問題と実地応用に関する科学と技術』………OECD用語集より

 ちょっととっつきにくいですが、一口で言えば「摩擦」「摩耗」「潤滑」に関する科学技術ということです。
 「摩擦」「摩耗」「潤滑」をコントロールすることにより、機械やシステムの高性能化・高機能化・省エネルギー化や信頼性向上を実現できます。

 軸受やエンジンなどのように潤滑油や自己潤滑材料などを用いて摩擦係数を下げる技術のみでなく、クラッチ、ブレーキや伝動・搬送ベルトなどのように摩擦材を用いて摩擦係数を適度に大きくコントロールする技術も含まれます。

トライボロジー要素技術のキーワード
 ちょっと大雑把かもしれませんが、月刊トライボロジー編集部では便宜上、以下のようにカテゴリー分けしています。
マテリアル
金属材料、無機材料(炭素系材料、エンジニアリングセラミックスなど)、高分子材料(エンジニアリングプラスチック、ゴム・エラストマーなど)など
機械要素
軸受(転がり軸受、すべり軸受、流体軸受、磁気軸受など)、案内、シール(オイルシール、油空圧パッキン、メカニカルシール、ピストンリング、ガスケットなど)、歯車、チェーン、ベルト、継手、変・減速機、クラッチ、ブレーキなど
潤滑
エンジン油、ギヤ油、トランスミッション油、タービン油、油圧作動油、圧縮機油、冷凍機油、切削・研削油、グリース、固体潤滑剤、潤滑油基油、潤滑油添加剤など
表面改質
熱処理、拡散処理、CVD、PVD、溶射、めっきなど
加工
切削加工、研削加工、塑性加工、洗浄技術など
試験・測定機
潤滑性能試験機、摩擦・摩耗試験機、表面形状・粗さ測定機、表面分析機器(SEM・TEM、SPM、SIMS、XPS、AES、EPMAなど)、機械特性測定機(硬度計、薄膜付着強度試験機など)など
メンテナンス
給油装置、潤滑油使用前処理、潤滑油汚染・劣化管理、設備異常診断、非破壊検査、補修剤など
トライボロジーが活躍しているフィールド
 トライボロジーは私たちが毎日使用している身近なものから超専門的技術まで、幅広い分野で活躍しています。これまた大雑把ですが、以下に例を挙げてみました。
交通・物流
自動車
エンジンの高出力化と燃費低減
変速機の操作性・快適性の向上と燃費低減
クラッチの動力伝達高効率化による燃費低減
ブレーキの制動性向上とブレーキ鳴きの防止
タイヤの制動性向上とロングライフ化、乗り心地向上
鉄道
車軸軸受やパンタグラフすり板などにおける、高速化対応技術、メンテナンス低減技術
レール切替ポイントにおける潤滑の信頼性向上、ロングライフ化
航空機
ジェットエンジンの性能・信頼性向上
油圧系統の信頼性向上
その他
エレベータの高速化とロープ/シーブ間の摩擦・摩耗制御による快適性・安全性向上
情報・精密
機械
ハードディスクドライブ
ディスクスピンドル機構、ヘッドアクチュエータ機構の高精度・高速化と静音化
ヘッド・ディスクインタフェース(保護膜・潤滑膜、粗さ・微少うねりの管理、コンタミネーションコントロール)
半導体
製造
高集積化につながるウエハの精密研磨(CMP)
ラインにおけるクリーン搬送技術
AV・
OA機器
磁気テープ記録装置のヘッド・テープインタフェースや駆動機構
プリンターの紙搬送機構やヘッド駆動機構
その他
ATMの紙幣送り、自動改札機の切符/カード送り
カメラのシャッター駆動機構やフィルム送り機構
産業・化学
機械
建設機械の操作性向上と環境対応技術(生分解性潤滑油、無潤滑など)
生産工場における搬送機構の高速化と信頼性・メンテナンス性向上
冷凍機の省エネ化と(オゾン層保護など)地球環境保全
化学プラントの稼働率向上と停止トラブル防止
生産
製鉄所における高速・高精度圧延と環境対応
工作機械の主軸回転速度向上やワーク送りの高速化などによる高効率加工
切削工具の材料およびコーティングの耐摩耗性・耐凝着性向上
切削・研削油の環境対応技術(塩素フリー化、使用量の低減技術など)
宇宙開発
人工衛星の地上環境(大気中)から宇宙環境(真空雰囲気)までの耐久性・安全性
ロボット
メンテナンスフリーでの高速・高精度ピックアンドプレース
医療・福祉
人工関節の繰り返し耐久性と人体への無害性
多関節ベッドなど介護用ベッドの動力性能向上とフィーリング向上
 こうしたさまざまな分野でトライボロジーが活用されているのは、機械・システムの高性能化や高機能化を実現すると同時に、省資源、省エネ、コストダウン、環境保全などのトータルメリット向上の実現に貢献しているからです。

 たとえば、世界で5億台強動いている自動車では、その燃料の2/3が摩擦と熱の損失になってムダに消えていくそうですが、摩擦損失を減らすことですべての車の年間燃料消費量を10%低減できれば、そのエネルギーの総和は日本の全世帯で使う1年分以上の電力量を補えるといわれています。

株式会社 新 樹 社

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